第2回PRIDE JAPAN CUP 全国大会in西武ドームの結果ページです。

第2回PRIDE JAPAN CUP  全国大会in西武ドーム
  
   2014年12月27日(土)~28日(日)西武ドームにて行われました、第2回PRIDE JAPAN CUP 全国大会の結果です。
    (試合名をクリックすると該当記事へジャンプします。)

  12月27日(土)
   ≪ 2   回 戦 ≫  メディア・ハウスベースボールクラブ  ×  J A P A N

  12月28日(日)
   ≪準決勝第一試合≫  J A P A N  ×  深谷クラブ
   ≪準決勝第二試合≫  J U W N E S  ×  アンビリーバブルズ
   ≪ 決 勝 戦 ≫  深谷クラブ × J U W N E S
トーナメント表

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  ::::::::::: プライドジャパン主催 第2回 PRIDE JAPAN CUP 全国大会 in 西武ドーム :::::::::::

 2014年12月27日(土)~28日(日)の二日間に渡り、第2回PJカップ全国大会を開催いたしました。今大会より予選開催地区を拡大し、東北地区、中四国地区代表を加えての全国大会となり、各地区代表5チーム※が西武ドームに集結!日本一を懸けた熱い戦いを繰り広げました。
 その熱戦全4試合の模様を大会事務局がレポートしていきます。

※地方予選を6地区で開催いたしましたが、九州地区大会優勝チーム「野母崎ストリートビーツ」より全国大会出場辞退の申し出があり、全国大会は5地区代表チームにより開催いたしました。

≪2回戦≫メディア・ハウスベースボールクラブ(中四国代表) × JAPAN(東北代表)

 


三浦裕選手
攻守にセンス溢れ、俊足も光った三浦(裕)選手


岡崎選手
貴重な同点タイムリーなど巧みな打撃の岡崎選手


阿部選手
特大2ベースで決勝点を叩き出した阿部選手


菅野投手
抜群のコントロールで好リリーフ。菅野投手
 ◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
 開幕カードとなった一戦。
 試合前のインタビューでは「初めての全国大会なので、一つでも多く勝って上を目指したい」と若干緊張気味にコメントしたJAPAN野村監督。一方のメディア・ハウス永井監督は対照的に「ここまで来たらドームの雰囲気をめいっぱい楽しみながら野球をやりたい」とリラックスした表情でコメントした。
 試合前から火花が散る両者の戦いは、メディア・ハウスベースボールクラブが初回に6番中川の2点タイムリーツーベースで幸先良く先制する。
 2点を追うJAPANは3回、同点のチャンスを作ると、3番岡崎がライト前へ技ありのタイムリーを放ち2者が生還、同点に追いつく!
 2-2の同点で迎えた5回、JAPANはランナーを1人置き、4番阿部があわやスタンドインかと思う特大のツーベースを放ち、1点を勝ち越す。
 投げては先発・木田からバトンを受けたリリーフ・菅野が、強打のメディアハウス打線を完璧に封じ込める素晴らしい投球を披露し、逃げ切り成功。JAPANが翌日の準決勝へと駒を進めた。

 ◇◆◇◆◇ Movie ◇◆◇◆◇
  試合のハイライトシーン動画はこちら
 


中川投手
安定した投球で先発の大役を果たした中川投手

永井監督
笑顔を絶やさず大きな声でチームを引っ張る永井監督


松永選手
ヒット含む二度の出塁で活躍した松永選手


松村選手
扇の要として中川投手を好リードした松村選手

             ◇◆◇◆◇ Photo Gallery◇◆◇◆◇
     
           
           
     


≪準決勝第一試合≫JAPAN(東北代表) × 深谷クラブ(関東代表)

 


斎藤投手
強打線を1安打無失点に抑える好投。斎藤投手

阿部選手
4打点を上げた4番・阿部選手は関東屈指の好打者


永吉選手
全打席出塁し勝利に大きく貢献した永吉選手


高橋選手
俊足を生かして2盗塁、2得点の大活躍。高橋選手
 ◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
 前日の初戦で接戦をものにし、勢いに乗ったJAPANと、関東地区では絶対的な存在感を誇る深谷クラブが決勝進出を懸けて激突した!
 試合は初回から深谷クラブが猛攻撃を仕掛ける。立ち上がり制球の定まらないJAPAN先発・木田を攻め立て、無死満塁のチャンスを作ると、4番阿部が走者一掃のタイムリーツーベースを放ち3点を先制する。
 序盤で試合の主導権を握った深谷クラブ。3回には阿部がこの日2本目のタイムリーを放って1点を追加、さらに5回にも相手のエラーで2点を加え、6-0とリードを大きく広げる。
 最終回、このまま深谷クラブが逃げ切るかに見えたが、ここでJAPANが粘りを見せ反撃に転じる。先頭の藤本がエラーで出塁、一死後、阿部がしぶとく四球を選び、チャンスを広げる。流れを引き寄せたJAPANは、代打菊地にタイムリーが飛び出し2点を返す!続く石野が内野ゴロを激走し内野安打とすると、8番岡崎のセカンドゴロが相手エラーを誘い2点を追加。遂に6-4と2点差まで詰め寄る!
 しかし、猛追もここまで。最後の打者がサードゴロに倒れゲームセット。関東王者・深谷クラブが苦しみながらも決勝戦進出を決めた!

 ◇◆◇◆◇ Movie ◇◆◇◆◇
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木田投手
前日に続き先発を務めタフマンぶりを発揮、木田投手

三浦裕選手
リードオフマン三浦(裕)選手は1安打2盗塁の活躍


菊地選手
反撃の端緒となる2点タイムリー弾。菊地選手


石野選手
ガッツ溢れるプレーでチームを鼓舞した石野選手

              ◇◆◇◆◇  Interview  ◇◆◇◆◇
 
高部監督


 
阿部選手

勝利監督インタビュー 深谷クラブ 高部監督
(初戦を終えた今の心境は?)
 「初戦で堅い部分はあり、最後追い上げられましたが何とか勝てて良かったです。」
(対戦相手JAPANの印象は?)
 「足の速い選手や一発長打のある選手が多く、非常に良いチームだと思いました。」
(決勝戦へ向けて&応援の方へ)
 「普段の野球をやるだけですが、ここまで来たら優勝して帰りたいと思います。決勝も勝って優勝します!また応援お願いします。」

2安打4打点の大活躍! 阿部雅人選手
(今日の試合を振り返って?)
 「仕事しないといじられるので頑張りました(笑)」
(決勝戦へ向けて一言)
 「西武ドームに好かれているみたいなので、決勝もお立ち台上がれるよう頑張ります!」

             ◇◆◇◆◇ Photo Gallery◇◆◇◆◇
   
           
           
     


≪準決勝第ニ試合≫JUWNES(東海代表) × アンビリーバブルズ(関西代表)

 


木全選手
初回の逆転タイムリーなど2安打。4番・木全選手


関屋選手
豪快なスイングで度肝を抜いた元横浜・関屋選手


角谷選手
角谷選手は俊足を生かし、見事なランニングHR


丸山投手
威力ある直球を見せた元ヤクルト大型左腕・丸山投手
 ◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
 昨秋から東海地区予選を無敗で勝ち上がってきたジュネスと、激戦関西地区の王者に君臨するアンビリーバブルズ。ともに優勝候補と目される2チームが、互いの誇りを懸けて大舞台で相まみえた!
 試合は初回から激しく動く。先攻のアンビリーバブルズは、一死から2番福田がセンターオーバーのスリーベースを放ち先制のチャンスを作ると、3番伊藤がきっちりとタタキを決め、1点を先制する。
 先制を許したジュネスだが、その裏、1番安藤が死球となり出塁、一死後3番関屋がツーベースを放ち一死二三塁と先制のチャンスを作る。ここで4番木全がセンター前へ2点タイムリーを放ち、すかさず逆転に成功する。
 勢いをつけたジュネスは、3回に木全の内野安打で1点を追加、さらに4回には角谷のライトオーバーのランニングHRが飛び出し1点追加、6回には7番村岡のダメ押しとなるタイムリーで1点追加。着実にリードを広げる。
 投げては、水谷ー下平ー丸山ー松本の4人の継投で豪打のアンビリ打線を1失点に抑え、5-1で快勝。深谷クラブの待つ決勝戦へと駒を進めた。

 ◇◆◇◆◇ Movie ◇◆◇◆◇
  試合のハイライトシーン動画はこちら
 



田口投手
制球力はピカイチの左腕、田口投手

福田選手
先制のきっかけとなる3ベースを放った福田選手


藤川選手
1打席目は華麗なヒット、藤川選手


森吉選手
チームを牽引、森吉主将は存在感絶大な1番打者

              ◇◆◇◆◇  Interview  ◇◆◇◆◇
 
奥川監督

 
角谷選手
勝利監督インタビュー JUWNES 奥川監督
(準決勝を振り返って)
 「先に先制されて嫌な雰囲気だったが、すぐに逆転でき、こっちのペースで試合が出来たので良かったです。」
(決勝戦へ向けての意気込み)
 「ここまで来たら、必ず優勝して名古屋へ帰りたいと思います。」

ランニングHR! JUWNES 角谷享祐選手
(4回のHRの打席はどんな心境で?)
 「打席の中では無我夢中で、ボールを絞ることだけを考えて打ちました。」
(ランニングHRになると思った?)
 「HRになるとは思いませんでしたが、三塁コーチャーが回しているのを信じて走りました。」
(彼女から角谷選手へ一言お願いします)
 「素晴らしい活躍でしたので、次も気を抜かずに頑張って下さい。」



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≪決勝戦≫深谷クラブ(関東代表) × JUWNES(東海代表)

 


水谷投手
準決勝に続き先発。140キロ超のストレートは大会屈指の右腕、水谷投手

奥川監督
チームを束ねる闘将、奥川監督。軟式野球を知り尽くし鋭い采配が今回も的中

木全選手
チーム唯一の安打で4番の重責を果たし、見事MVPを受賞。木全選手

青木選手
守備のキーマン青木選手。タイブレークでは華麗な守備を見せ優勝に大きく貢献

松本投手
幾度もピンチを救ってきた松本投手は決勝でも貫禄ある投球で胴上げ投手に
 ◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
 2014年最後の試合となる一戦は、東海地区王者・ジュネス対関東地区王者・深谷クラブという夢の対戦カードが実現。両者とも予選から無敗でここまで登りつめた実力派。試合前の西武ドーム内は異様な雰囲気に包まれ、決戦のゴングが鳴るのを静かに待った。
 午後13時18分、球審・鈴木の右手が上がった。先発投手は深谷クラブ・周東、ジュネス・水谷の両エース。初回は両チーム三者凡退で終わり静かなスタートを切った。
 先にチャンスを作ったのは深谷クラブ、3回裏一死二塁のとするも、ジュネス水谷が後続を断ち切り得点には至らず。その後も深谷クラブは5回、6回と得点圏にランナーを置くものの後一本が出ず無得点。
 一方のジュネスは、深谷クラブ・周東の前にチャンスらしいチャンスも無いまま7回までスコアボードに0が並ぶ。試合は7回を終え0-0の同点の為、大会規定により8回からタイブレーク方式(一死満塁からスタート)に突入した。
 8回、先攻のジュネスは先頭の村岡がタタキを空振り、三塁走者が憤死し無得点。後攻の深谷クラブは代打攻勢を掛けるが、松本投手が堀江を三振、浅見を遊ゴロに打ち取り抑える。
 タイブレーク2イニング目となった9回表、ジュネスは先頭の田邉が投手ゴロで二死となるが、続く1番安藤への投球が死球となり待望の先制点を挙げる!
 その裏、深谷クラブは4番阿部から始まる好打順。その阿部が放った打球はセンター前へ抜けるかという強烈な当たりだったが、ショート青木がこれを好捕しバックホーム!アウトとなる。後が無くなった深谷クラブは、途中出場の奥野に全てを託すも、ジュネス松本投手が鋭い変化球で三振に切って取り、ゲームセット!

 マウンド上で歓喜に舞うジュネスは、プライドジャパン甲子園大会に続き、今季2度目の全国大会優勝を成し遂げた!!

 ◇◆◇◆◇ Movie ◇◆◇◆◇
  試合のハイライトシーン動画はこちら
 


周東投手
猛打のジュネス打線を1安打無失点と見事に抑え敢闘賞に輝いた周東投手


川田選手
歴史と伝統ある名門チームを引っ張る若きリーダー、川田主将


高部選手
最後の采配をふるう高部監督。選手としても力強いスイングが記憶に残る


木部選手
左打席からシュアな打撃を披露。チーム唯一のヒットを放った木部選手


新井選手
強打線の中核を担う新井選手。試合後のプロポーズ大作戦では、見事”満塁HR”

            ◇◆◇◆◇ プロポーズ大作戦! ◇◆◇◆◇
 決勝戦終了後の余韻冷めやらぬ中、ある選手の人生を賭けたもう一つの戦いが待ち受けていました。深谷クラブNo.26新井彰選手から橋本有沙さんへの"サプライズ公開プロポーズ"です。
 マウンドから愛の誓いを叫んだ新井選手に、有沙さんの返事は「OK」、めでたくプロポーズ大成功!走り寄る深谷クラブナイン、ジュネスナインに胴上げされ、涙溢れる新井選手。場内は感動の渦に巻き込まれ、二人の新たな門出を祝福しました。
 新井選手、有沙さん、おめでとうございます。末永くお幸せに!!


            ◇◆◇◆◇ Photo Gallery◇◆◇◆◇
   
           
           
     


表 彰 式


    
優 勝 JUWNES(愛知県)          MVP 木全丈史選手(JUWNES)

    
準優勝 深谷クラブ(埼玉県)        敢闘賞 周東知弘投手(深谷クラブ)

※試合時間延長のため、特別にスタンドにて表彰式を行わせていただきました。皆さんお疲れ様でした!
  ◇◆◇◆◇  Comments  ◇◆◇◆◇
大会終了後、両チームよりコメントをいただきました。

優勝 JUWNES 奥川監督
 この度、第二回プライドジャパン全国大会に優勝させていただき大変嬉しく思います。主催者様、関係各位にも大変お世話になり有難う御座いました。
 全国大会で勝つ厳しさを痛感し、大変勉強させて頂いた大会になりました。第三回大会も参加させて頂き、連覇を目標に今年一年頑張りたいと思います。

準優勝 深谷クラブ 川田主将
 全国制覇を狙っておりましたし、決勝もあと一押しだったので、とても悔しいです。監督・高部の最後の采配の試合でもあったので、「有終の美」を飾りたかったですね。
 優勝したジュネスさんのレベルの高い投手陣の継投と鉄壁の守備陣はとても素晴らしかったです。また、最後にはプロポーズした新井のために一緒に胴上げまでして下さり、ジュネスさんの人間性にも感激しました。ありがとうございました。
 来年は、リベンジするためにまた全国の舞台へ戻ってきたいと思います。