昨年10月から予選を行ってきた「第1回東京リーグ」の決勝戦が、8月24日(日)西武ドームで開催された。ドーム決勝戦へ駒を進めたのは、関東地区で圧倒的な強さを誇る古豪「深谷クラブ」と、常に上位戦線へ食い込む「関東マッスルズ」の2チームとなった。この両チーム、昨年度は一度対戦しており、その時は深谷クラブが勝利し全国大会出場を決めた。関東マッスルズとしてはリベンジを狙う試合、一方深谷クラブとしては、関東の牙城を守らなければならない、実に見応えのある一戦となった。
«飯塚投手»先発して3イニングを被安打1の好投。打撃でも先制タイムリーを放ちMVP受賞。
«川田主将»今大会注目の好打者。初回に二塁打を放ち、その存在感をアピールした。
«坂本投手»4回からリリーフ登板し、3イニングを無失点に抑える好投。
«茂木選手»チャンスにタイムリーを放つなど大活躍。勝負強さを発揮した。
1回表関東マッスルズの攻撃。深谷クラブ先発は飯塚投手。その立ち上がり、簡単に二死を取った後、三番・花田を四球で歩かせるも四番・大久保を打ち取り、上々の滑り出しを見せる。
1回裏深谷クラブの攻撃。関東マッスルズ先発投手は辻村投手。強打の一番・永吉を三振に取ると、好打者二番・木部もピッチャーフライに打ち取る。ここで今大会注目のバットマン・川田にレフトオーバーの二塁打を打たれ、さらに三盗も許し二死三塁のピンチを迎えるが、四番・島村を遊ゴロに仕留め、初回を無失点で切り抜ける。
2回裏深谷クラブの攻撃。二死から連続四球で一二塁とすると、九番・飯塚がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制!
3回裏深谷クラブの攻撃。二番・木部から始まる好打順。関東マッスルズ・辻村の制球が定まらず、死球・四球・四球で無死満塁のチャンスを作ると、五番・茂木がレフト前へタイムリーを放ち2点を追加。さらに六番・大川にもタイムリーが飛び出し2点を追加し5-0とリードを広げる。ここでマッスルズは辻村から山岡へ投手交代。その代わり端、代打攻勢をかける深谷クラブは、高橋のタイムリー、豊留の犠牲フライで2点を追加。この回一挙7点のビッグイニングとなった!!
4回表関東マッスルズの攻撃は四番から始まる好打順。深谷クラブはこの回から坂本へ投手交代。その立ち上がり、四番・大久保をライトフライ後、五番・笠井、六番・重歳を連続三振に取り、最高の滑り出しを見せる。
最終回関東マッスルズの攻撃、二死から四番・大久保が二塁打、五番・笠井が四球を選び一二塁とし、粘りを見せる。しかし六番・重歳はレフトフライに倒れ、ここでゲームセット!深谷クラブが8-0で関東マッスルズを下し、栄えある東京リーグ初代王者に輝いた!!
«辻村投手»決勝戦のマウンドを託され奮闘するも、3回に深谷打線に捕まってしまった。
«笠井選手»チーム初安打を放つなど二度の出塁で獅子奮迅の活躍。敢闘賞を受賞。
«山岡投手»角度のある投球で、強打の深谷打線に立ち向かう姿が印象的だった。
«大久保選手»最終回には意地の一振りで、四番の役目を果たした。
◇◆◇◆◇ Movie ◇◆◇◆◇ 試合のハイライトシーン動画はこちら。(前編・後編) ◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇ 勝利チーム主将と、MVP受賞選手にコメントをいただきました!
深谷ク:川田主将
深谷ク:飯塚投手(MVP)
優勝チーム 深谷クラブ 川田主将
「今日は全員出場することができ、西武ドームという場所で楽しみながらも優勝できたことは、これからの深谷クラブのはずみになると思います。今後もPRIDE JAPANの数々の大会で名を残していけるよう、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。」
MVP受賞 飯塚竜太郎選手(深谷クラブ)
「西武ドームで野球をやれることもなかなかないので、今日は楽しむことだけを考えてプレーしました。その結果、打つほうでも投げるほうでも良い成績が残せて、非常に嬉しく思います。」
◇◆◇◆◇ Award Ceremony ◇◆◇◆◇ 試合後の表彰式では、優勝・準優勝チーム、個人賞選手の健闘を讃えました。
優勝チーム:深谷クラブ
準優勝チーム:関東マッスルズ
MVP:飯塚竜太郎選手(深谷クラブ)
敢闘賞:笠井岳人選手(関東マッスルズ)
◇◆◇◆◇ Photo Gallery ◇◆◇◆◇